お守りナース「ににふに」です。
大阪・豊中と吹田を中心に、自費(保険外)の訪問サポート&伴走型支援をしています。
半年前から静かな音楽のついたリラックス動画をYouTubeに投稿しています。
これまでに動画を4本、ショート動画を3本投稿しました。
(広告・音楽が流れます)
今後は「ちいさなてがみ映像版」に不定期更新していきます。
再生回数はそんなにおおくはありません(そもそも目安がわからないのですが)。
それでも、とても満足しています。
「再生回数が少なくて満足なの?」と思われるかもしれませんが、今、私が作っているのは「こういうのが作りたかった」と思える動画です。そして、それを観てくれる方がいる──それが嬉しいのです(^^)
スローな風景動画を作ろうと思ったきっかけ
私はもともと、風景と静かな音楽を組み合わせた動画が好きでした。
疲れたときに、ぼーっと見て、気持ちが楽になるのを感じていました。
頭のかたすみにちらっと「自分でも作ってみたいな」という思いが浮かんではいたのですが、機材もないし動画なんて未知の世界だし、長い間思うだけでした。
そんな時、ほんの少しの期間、ホスピスで働くことになりました。
そこには終末を迎える方々が入所されていて、私はその方々の身の回りのお世話をしていました。
その中で、あることに気づいたのです。
── それは、「身体の痛みが和らいでいるとき、人はよく窓の外を見ている」ということ。
ホスピスで働く前は、終末期の方は人との会話を求め、話すことで思い出を共有し、不安や寂しさを鎮め気持ちを整理するのだろうと、漠然と思っていました。
もちろんそういう方もおられましたが、多くを語らず静かに窓越しの風景を眺めている方もわりとおられたのです。
ひとり、とても印象に残っている方がいます。仮にその方をAさんとしておきましょう。
Aさんは、いつも窓から見える草木を眺めていました。
人と会話していても、視線は木のほうに向いていることが多かったのです。
体温を測っているときでも、数字には目もくれず「見て。今、鳥が枝に止まったわ」と教えてくれました。
Aさんは、思い出話や死について語ることを求めているようには見えませんでした。
やがて私は、Aさんと向かい合って話すのではなく、Aさんと並んで窓越しの景色を眺めながら話をするようになりました。
「ほら、スズメが来たよ」
「雨のしずくが落ちてますね」
「昨夜は風が強くて、葉っぱの擦れる音がすごかったよ」
──私たちの会話は、いつしか風景のことばかりになっていました。
そんなAさんが、ある日ふと、こんなことを言いました。
「空があって、木が揺れて、小鳥が飛んで……。きれいねぇ……。
こんなきれいで贅沢なところに私、生まれて暮らしていたんだって今つくづく思うの。見ておきたいのよ。こんな美しいところに私いたんだって、この目に刻んでおきたいの。」
この言葉が、今もずっと心に残っています。
たぶん、私も自分の終末が近づいてきたら、同じような思いで風景を見つめる気がします。
何気ない日常の風景や美しいと感じた自然の姿を、自分のために記録して残しておきたい。
そして、外出ができずに自然を感じたいと思っている方や、疲れていてちょっとひと息つきたい方、静かな自然の動画を観たい方のお役に立てたとしたら、これほど嬉しいことはない
──そう思うようになりました。
YouTubeを始めてみて
動画を撮るのも、編集するのも初めての経験……。
実際にやってみると、「どうやって撮ればいいの?」「三脚の固定ってこう?」「サムネイルってどう作るの?」「作品の説明ってどう書くの?」???
──と、わからないことばかり!
それでも少しずつ形にしていく過程が、なんとも楽しいです(動画の完成度はさておき……ですが(;^ω^)。スマホで撮影は限界があるなあ)。
1本作るのにとても時間がかかるので、なかなか数は増えませんが、時々「見たよ」「登録したよ」という声が届いて喜んでいます。
もう少し余裕ができたら、言葉を織り交ぜた動画にも挑戦したいと思っています。


